このブログは、水野ゆうき千葉県議(選出区:我孫子市)との裁判に関する一連の状況を、利害関係者である福嶋浩彦が広くお知らせするために立ち上げたものです。

2015年11月18日水曜日

はじめに(これまでの経過)


福嶋浩彦

 今年(2015年)4月の千葉県議会選挙において、候補者の水野ゆうき氏から我孫子市民のAさんへ送られてきた選挙用ハガキ(公選ハガキ)の応援者欄に、すでに昨年12月に亡くなっていた私の妻の名前が書かれていました。水野氏は事務所の「ミス」だったと説明し謝罪しましたので、Aさんも私も一度は了解しました。
 
 しかしその後、市議会議員の早川真氏がこの公選ハガキ問題を市議会で取り上げると、水野氏は市議会議事録や市ホームページ動画から質問の削除を要求し、松戸地方裁判所へ仮処分申し立てを行いました。
 私は、こうした水野氏の行動は言論の自由の抑圧になると考え公開質問状を出したのですが、水野氏はさらに、この件に関する私の発言を差し止めるという仮処分申し立てを同地裁に行いました。


水野氏の主な問題は以下の3点だと考えます。

1)言論の自由は民主主義において最も大切であるのに、政治家である水野氏が、自分への批判を封じるための申し立てを裁判所に行ったこと。

2)選挙で多くの票を得たのだから、より謙虚に市民の声を聞こうと考えるのでなく、自分への批判は自分に投票をした市民を愚弄するものでけしからんという思考回路になり、議員の特権意識がどんどん肥大化していること。

3)最初は謝罪したのに、それが議会や週刊誌で取り上げられると、妻の名前が書かれた公選ハガキは偽造で、初めから自分を陥れるために、私と市議会議員とハガキを受け取ったAさんらが仕組んだ策略だという、驚くような主張をしていること。

 なお水野氏は、上記の謝罪は私に強制されて行ったと主張しましたが、裁判所へ証拠として提出されたメールの記録で、同氏が自主的に、むしろ積極的に謝罪したことが明白になりました。
 また、私が亡くなった妻を謀略の材料にすることなど、絶対にあり得ません。水野氏は人の悲しみへの人間的想像力を、少しは働かせて欲しいと思います。

以下、この裁判に関する資料を掲載します。

○私(福嶋)が水野氏に宛てた公開質問状
○この公開質問状に対する水野氏の差し止め仮処分を受けて裁判所に提出した陳述書(同内容)
○差し止め仮処分における私の代理人(弁護士)の意見